魔司教ルドルフによる淫魔大侵攻から半年――
エルアラド女王に即位したセシリィは、国の復興と民の平和のために尽力しながらも、 エデンズリッターとして淫魔の脅威に対する矢面に立ちつつあった。
数々の苦難と淫らな試練を乗り越え、聖女として強く成長したセシリィ。
そんな折、不穏な影が再び聖王国を襲う。エルアラド聖教総本山にあってはならない、汚れし死者の復活と横行。
そして北の強国「神聖ガルベリア皇国」との国境地帯で目撃された、未知なる魔物の跳梁。
その影には、再びセシリィを絡め取らんとする、おぞましき妄念が見え隠れするのだった――