かつて狂帝ガルベロスの名の下、大陸を戦火で焼き尽くした最強最悪の軍事国家「神聖ガルベリア皇国」。
狡猾さを増すゼノバイド教壇に対抗すべく、エルアラド女王セシリィは同盟締結のため因縁の敵国に赴く。
だがそこで見たのは、死してなお蠢くおぞましき魔物の大群と、自国を守るために戦うガルベリア竜騎士団の姿だった。
そしてその先頭には、新たなるエデンズリッター――
現ガルベリア皇国を支配する「竜皇女」ヒルデガルドの勇姿があった――。
己が野望、そして理想の為。父帝を手にかけ自らの「未来」さえも神骸リリスに捧げたヒルデガルド。
成長することを止めた幼き肉体を襲うのは、悪夢の誘惑と未曾有の快楽。