主人公・詠斗は、気がつくと荘厳な異界の大図書館に佇んでいた。
ついさっきまで、学園の小さな図書館にいたはずなのに――。
館長を名乗る少女が言うには、
ここは古今東西のあらゆる物語が収められ、管理されている。
この蔵書が破損してしまうと、現実世界の物語が消滅してしまう。
「どうじゃ、そなた、この図書館の司書として働いてみぬか?」
大図書館を守る【司書】として、詠斗は物語の世界に入っていく。
新米司書となった詠斗を、数々の物語の登場人物たちや、起こされる騒動の黒幕など、多くの出会いが待ち受ける!